葉は「かいこ」のえさとして知られています。
今、小学校でかいこの観察をするところが増えていて、桑の木が植えられている小学校も少なくはないようです。
古代の中国四川省では桑は神木だったそうで、青森県の三内丸山遺跡からは桑の種子が大量に出土したということからも、昔から身近にあった桑の木。
明治時代になると、絹は貴重な輸出品。絹を作り出す「蚕(かいこ)」のエサになる桑は、重要な存在だったのは有名な話ですね
桑は5、6月ごろ、淡黄色の小花をつけます
私は今までに花は見たことがありません。
気がつくと実がなっているのです
この実は緑色から紅色に変わり、熟すと濃紫色になり、クワイチゴと言われ、甘くなります。
実はとげとげがあり、見た目がグロテスクなのですが、赤ければ赤いほど甘さがありおいしいのです。写真の実はまだ熟し切れていません。
今日は強い日差しを受けて、桑の葉がとてもきれいでした。
ネットで見てみると、桑のジャムというのがけっこうありました。
実が1cmほどなのにジャムにするにはドンダケ採らなければならないのか…。
木1本では無理ですかね〜